当記事では、ビートルズの凄いところを紹介しています。
通常だと解散して年数が経つとオリジナルアルバムを見かけることが少なくなりベスト盤だけが棚に並ぶ事が多いのですが、ビートルズだけが別格でいまだにオリジナルアルバムのCDが並び続けています。
それから、アルバムに収録されている殆どの楽曲が素晴らしいところも凄いところと言えます。
イギリスで一番好きな曲のアンケートで予想の『イエスタデイ』を抑えて1位になった『イン・マイ・ライフ』はシングルカットされていないし。
デビューアルバムである『プリーズ・プリーズ・ミー』からラストアルバム『レット・イット・ビー』まで妥協する事なく全力で曲を作っていたんだなぁと感じます。
A面はもちろんB面収録曲も魅力的な楽曲が多くある。
例を挙げると『ア・ハード・デイズ・ナイト』B面1曲目のエニータイム・アット・オール。
この曲がB面なの?って思うほどインパクトがある曲です。
『ア・ハード・デイズ・ナイト』のB面ラストナンバーのアイル・ビー・バックもジョンの哀愁漂うボーカルが炸裂している名曲です。
こんなにも、いい曲達をB面に収録するビートルズは凄いの一言です。
通常だとシングルヒットした曲が目玉でその他はおまけ的な印象が多い中で、収められている曲それぞれが魅力に溢れている。
稀代のメロディー・メーカーだかこそ成せる技なんでしょうね。脱帽です。
初期の頃はカバー曲もありますがビートルズが歌うと、オリジナル以上にはまっていて全てビートルズのオリジナル曲に聞こえるのも、ビートルズの凄いところと納得してしまいます。
例を挙げるとデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のラストナンバーであるツイスト・アンド・シャウトですかね。
私独断の各アルバムのベスト曲を挙げてみます。
『プリーズ・プリーズ・ミー』からはアスク・ミー・ホワイ
ジョンの作品。ジョンのボーカルがしゃがれて裏返るところがいい。
『ウィズ・ザ・ビートルズ』からはプリーズ・ミスター・ポストマン
マーヴェレッツという女性コーラスグループのカバー曲。
元々、歌詞の内容が女の子から男の子への恋心なので、女の子に向けて歌う歌詞の内容に変更して歌っています。
ジョンのボーカルが切ない恋心を醸し出しています。
『ア・ハード・デイズ・ナイト』からは恋する二人
ポールのアンド・アイ・ラブ・ハーも素晴らしいバラードなので悩みましたが、ジョンの作品に軍配。
初期によく使われていたハーモニカをフューチャーした作品で、聞いているだけで元気を貰えます。
『ビートルズ・フォー・セール』からはパーティーはそのままに
世界に羽ばたいた直後の多忙な時期に、よくこんなにいい曲を作れるなぁと感心します。
ノー・リプライやエイト・デイズ・ウィークなどいい曲が目白押しのアルバムなので選ぶのに迷いましたが、この曲に決めました。決め手はジョンのボーカルです。
『ヘルプ』からはイエスタデイ。
超が付くほど有名なポールの作品。
弦楽四重奏をバックにしたアコースティック・バラード。
アコースティックギターの演奏はポール自身です。
非の打ちどころのない、美しいメロディーラインにのせたポールのボーカルがきらりと光る名曲です。
『ラバー・ソウル』からはガール
けだるさ漂うジョンのハスキーなボーカルに魅了される事間違いなしの名曲です。
『リボルバー』からは
『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』からはア・デイ・イン・ザ・ライフ
『マジカル・ミステリー・ツアー』からは
『ホワイト・アルバム』からはジュリア
『イエロー・サブマリン』からはヘイ・ブルドッグ
録音状態がとてもクリアな初期のビートルズを彷彿させる楽曲
『アビー・ロード』からはヒア・カム・ザ・サンです。
ジョージの作品。ビートルズ中期から後期にかけて作詞・作曲の才能を開花させたジョージ。
アルバム『ラバー・ソウル』に収録された「恋をするなら」(If I Needed Someone)で頭角を現し、リボルバーでは3曲を収録、1曲目の1,2,3,4が耳に残る「タックスマン」(Taxman)。
ジョンとポールという稀代のメロディー・メーカーの陰に隠れてしまいましたがいい曲を残しています。
『レット・イット・ビー』からはアクロス・ザ・ユニバース
ジョンの曲。歌詞が詩的な名曲です。
ジョンは松尾芭蕉に影響を受けたとコメントしています。
『パスト・マスターズ Vol.1&2』
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