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芸術性が高いサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(アルバム)

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド アルバム
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サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)は1967年に発売されたビートルズの8作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムです。

ラバー・ソウル辺りから作る楽曲に現れ始めたジョンのアートなセンスが炸裂してアルバムの芸術性を押し上げていると思っています。

1966年8月29日にサンフランシスコのキャンドルスティック・​パーク(大リーグのサンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地)での公演を最後にコンサート活動を止めたビートルズ。

その後、サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)の制作に入ります。

架空のバンドのコンサートを収録するという、アルバムに一つのコンセプトを持たせて制作するという斬新なアイデアはポールのもの。

アルバムの1曲目にウェルカム・ソング、アルバムの最後にグッド・バイソングを配してアンコール曲に「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」という構成になっている。

当時は4チャンネルトラックのレコーダーが主流でしたが、音の密度が高いことから8チャンネルトラックのレコーダーが開発されて使われているんじゃないのか?と話題になったそうで、今聴いても全然古臭さを感じさせません。

サイケデリック色を色濃くフューチャーし、ロックアルバムの金字塔と言われているサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)はポップ音楽の流れを変えた名作だと思います。

サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band)の収録曲

1.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

本アルバムの1曲目を飾るウェルカムソング、ポールの作品です。

演奏が始まる前のホールの臨場感がこれから始まる「ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の演奏に期待が高まります。

オーケストラのチューニングする音や観客のざわつき具合もライブ感を演出しています。

「ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」の演奏が始まるとポールの演奏のディストーションの効いたリードギターが冴えわたります。

改めてポールがマルチプレイヤーである事を実感します。

2曲目に繋がる間のとり方も最高です。やるなポール!と唸ってしまう。

2.ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ

ジョンの作品。

リンゴのボーカルと他メンバーの掛け合いがいい味出しています。

ポールのベースも低音が効いていてメリハリがあります。

3.ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ

頭文字をとると「LSD」となiギリスのBCで放送禁止になりました。

アーティストとして覚醒したジョンの作品で、アイドル時代の楽曲とは全く違う、幻想的な曲調です。

4.ゲッティング・ベター

リズムを刻むギターの音色が耳に残るポールの曲。
ジョージの弾くシタールも印象に残ります。

5.フィクシング・ア・ホール

6.シーズ・リーヴィング・ホーム

ジョンのコーラスはミミおばさんに言われた事だそうです。

7.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト

サーカス公演のポスターからインスピレーションを受け、ジョンが主に作った作品。
ポールも一部手伝っています。

カーニバルの様な臨場感のある間奏やエンディング。

何回聴いても不思議な曲だと思っています。

8.ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー

ジョージ渾身のインド音楽。

9.ホエン・アイム・シックスティ・フォー

10.ラヴリー・リタ

11.グッド・モーニング・グッド・モーニング

12.サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (リプライズ)

13.ア・デイ・イン・ザ・ライフ

アルバム的にはコンサートの

ジョンとポールの作品
イントロのギター、ピアノの音、ポールのパートの前のオーケストラの盛り上がり方、ジョンのボーカル、いろいろな要素が混じり合って出来上がったが名曲です。

曲の終わり方もピアノの音が聞こえなくなるくらいまで収録されていて、聞き終わった後も余韻が残ります。

このアルバムが名作と言われる理由にジョンのアーティストとしての才能が遺憾なく発揮されている事も大きな要因だと思います。

2つの曲を一つの作品にするという試みも成功しているし、オーケストラの調和のとれていない盛り上がりの不協和音も的を得ています。

ジョンとポールが本気で作った曲だと思います。

それまでの曲も、もちろん本気で作っているのですが、ライブ活動を止めて何を表現できるのか?という事を突き詰めていった結果だと思う。

私は、この曲がこのアルバムの中で、一番好きです。

14.(エンハンスド)サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド:ミニ・ドキュメンタリー映像

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