アルバム「ラバー・ソウル」はビートルズの短い歴史の中で中期と言われる時期に発売されました。
彼らにとって6作目のイギリス盤公式オリジナル・アルバムになります。
ライブ活動もしながら限られたじかんの中で円熟味を増してきた4人。
次のアルバム「リボルバー」までがライブ活動でも聞ける楽曲が収まったアルバム。
それ以降は、大きくアートに偏っていきます。
「ラバー・ソウル」はポップミュージックというよりアートな印象が強いアルバムに仕上がっています。
4人が映るジャケット写真も雰囲気を醸し出しています。
私的には評価の高い「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」より「ラバー・ソウル」の方が名盤だと思っています。
まだビートルズの4人が仲良くアルバムを作っていた時代の傑作だと思います。
デビュー前のハンブルグのスタークラブのライブを聴くとわかりますがデビュー前にビートルズの音楽性が完成されていた。
ディスク:1
1. ドライヴ・マイ・カー
ポールの弾くベースラインが印象に残る曲。
2. ノルウェーの森(ノーウェジアン・ウッド)
3. ユー・ウォント・シー・ミー
4. ひとりぼっちのあいつ
5. 嘘つき女
6. 愛のことば
7. ミッシェル
8. 消えた恋
9. ガール
ジョンのハスキーボイスが際立つバラード。アコースティックギターの音もいい。私はこの哀愁漂う曲が大好きです。
10. 君はいずこへ
11. イン・マイ・ライフ
イギリスで名曲を選ぶ1位に輝いた楽曲。リードボーカルをジョンがとっているのでジョンの作品と思っていましたが、ジョンは自分の作品だと言っていますし、ポールも自分が作ったと言っているので本当のところはわかりません。
間奏のバロック調のピアノはプロヂューサーのジョージ・マーティンの演奏で、曲の印象をも左右する名演奏です。
12. ウェイト
13. 恋をするなら
14. 浮気娘
15. (エンハンスド)ラバー・ソウル:ミニ・ドキュメンタリー映像
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