当記事では、ジョンとポールのハーモニーが素晴らしいラブ・バラード、恋におちたら(If I Fell)について紹介しています。
恋におちたら(If I Fell)はビートルズの3枚目のアルバム「ア・ハード・デイズ・ナイト」の3曲目に収録されています。
ジョンが初期に作ったスロー・ナンバーで私の好きな曲のベスト10に入ります。
ジョンの低音域とポールの高音域のハーモニーがきらりと光るラブ・バラード。
ライブでも何回か演奏されていて1本マイクにジョンとポールが頬寄せあい歌う映像を垣間見ることができます。
イントロなしでジョンがハスキーなボイスで「If I fell In Love With Youと」歌い出す。
いやぁ、何回聴いても名曲ですね。
ビートルズの曲の素晴らしいところは、何回聴いても飽きないという点です。
聞けば聞くほど、違う魅力を見つけられる。
正にビートルズマジック。
モノラル・ミックスでは歌いだしのジョンのボーカルがシングルトラックですが、ステレオ・ミックスではダブルトラックと異なっています。
歌い出しでジョンのボーカルがダブルトラックのものとシングルトラックのものを聞いた記憶が有るのですがシングルミックスだったのですね。
一般的にはダブルトラックのステレオ・ミックスが標準です
映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」の映画の中で使われているのはシングルトラックなのでモノラルミックスに近い音ですが、又違っています。
恋におちたら(If I Fell)は、映画の中で使われた楽曲の中でも優れた楽曲だと思うし、初期ビートルズのアンド・アイ・ラブ・ハーと双璧をなしている名バラードだと思います。
アコースティックギターの音色が印象的で、どこか哀愁を感じる曲調とジョンのハスキーなボーカルが相まって心に残る曲になっています。
映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」ではリンゴのご機嫌をとるシーンでジョンがアコースティックギターを弾きながら語りかける様に歌うシーンを見る事が出来る。
又、映画「ア・ハード・デイズ・ナイト」の中での楽曲はアルバムそのままではありません。
映画とアルバムで違いを楽しめます。
恋におちたら(If I Fell)はライブでも何度か演奏されていて、ハリウッドボウルの公演でも演奏されています。
ネット検索すれば動画を見る事も出来ると思います。
恋におちたら(If I Fell)は、ほぼ全編を通してポールが主旋律を歌いジョンが複雑な低音域を歌うハーモニーで歌い続ける構成になっています。
歌い出しはジョンですが、全体的に見るとポールのパートがメインなのかな?と思う。
よく聞いてみると、ジョンの受け持つ低域のパートが複雑な展開をしているのが分かります。
コメント