この記事では、ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)を紹介しています。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)は、ファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に次いでイギリスで発売された2枚目のアルバム。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)の特徴
モノクロトーンのアルバムジャケットが話題になり、多くのパロディが生まれました。
モノラル盤とステレオ盤が同じ日に発売されるようになった最初のアルバムでもあります。
収録曲はオリジナル8曲、6曲がカヴァー曲です。
オリジナル8曲のうちレノン・マッカートニー7曲 ジョージ・ハリスン1曲となっています。
ドント・バザー・ミーはジョージの作品です。
通常ですと先行発売されたシングル曲がアルバム曲のラインナップに加わるものですが、「ウィズ・ザ・ビートルズ」にシングル曲は含まれていません。
「オール・マイ・ラヴィング」、「オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ」、「プリーズ・ミスター・ポストマン」、「ナット・ア・セカンド・タイム」といった名曲が収録されているにもかかわらず、イギリス国内で収録曲からシングルカットされた曲がないという不思議なアルバムです。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)のセッション
レコーディングセッションは、1963年7月18日から10月23日までの3ヶ月間にわたって行なわれました。この時期のビートルズは、イギリス国内で人気拡大中で、ラジオ、テレビ、ライブ活動と多忙な時期でした。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)の発売日
1963年11月22日
※本作より、モノラル盤とステレオ盤が同じ日に発売されるようになった。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)の収録曲
アナログA面
1.イット・ウォント・ビー・ロング(It Won't Be Long)
ジョンがリードボーカル、ポール、ジョージとのかけあいが雰囲気を出しています。
2.オール・アイヴ・ゴット・トゥ・ドゥ(All I've Got To Do)
ジョンのボーカルが醸し出す切なさがいいですね。
3.オール・マイ・ラヴィング(All My Loving)
あまりにも有名で説明不要ですよね、アメリカ上陸時のエド・サリバンショーで演奏しています。
アメリカではシングルカットされてチャートインもしています。
ジョンの3連打のギターが響きますね。
4.ドント・バザー・ミー(Don't Bother Me)
ジョージの作品。
5.リトル・チャイルド(Little Child)
ジョンの元気のいいボーカルが印象に残ります。
6.ティル・ゼア・ウォズ・ユー(Till There Was You)
ポールのお気に入りの曲です。アメリカ上陸時のエド・サリバンショーで演奏しています。
7.プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mister Postman)
女性ボーカルのカヴァーをさせたらジョンの高い声が際立つ1曲です。
アナログB面
1.ロール・オーバー・ベートーヴェン(Roll Over Beethoven)
ジョージがボーカルです、初期のライブでよく演奏されています。
2.ホールド・ミー・タイト(Hold Me Tight)
ポールがリードボーカル
3.ユー・リアリー・ゴッタ・ホールド・オン・ミー」(You Really Got A Hold On Me)
ジョンの重いボーカルが聞けます。
4.アイ・ウォナ・ビー・ユア・マン(I Wanna Be Your Man)
リードボーカルはリンゴ。ローリング・ストーンズに提供した曲、日本来日公演でライブ演奏しています。
5.デヴィル・イン・ハー・ハート(Devil in Her Heart)
ジョージのボーカルと合っていると思います。
6.ナット・ア・セカンド・タイム(Not a Second Time)
ジョンのボーカルいいですね。
7.マネー(Money (That's What I Want))
ジョンがボーカルのアルバムラストナンバー、曲が終わった後静けさに包まれます。
ウィズ・ザ・ビートルズ(アルバム)の逸話
ファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」をチャートの第1位から引きずり下ろしたのが、ビートルズのセカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」だったという凄い逸話が残っています。
自分のチャート1位を、自分の次のアルバムで下ろすという、さすがビートルズです。
まとめ
ウィズ・ザ・ビートルズ (アルバム)を紹介しました。
ファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」をチャートの第1位から引きずり下ろしたのが、ビートルズのセカンド・アルバム「ウィズ・ザ・ビートルズ」だったという凄い逸話が残っているアルバムです。
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