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一日で録音されたビートルズのファーストアルバム プリーズプリーズミーのご紹介

アルバム『プリーズプリーズミー』の画像 アルバム
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当記事では、一日で録音されたビートルズのファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」について紹介しています。

アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」はビートルズにとって記念すべきファーストアルバムです。

ライブ形式で録音されていて、当時のビートルズの演奏スタイルを感じる事が出来るアルバムです。

このアルバムからビートルズ伝説が始まります。

ビートルズのセカンドシングル曲「プリーズ・プリーズ・ミー」が全英チャートで二位を記録するヒットを受けてレコード会社の意向で急遽アルバムが制作されることになりました。

既にシングル盤として発売されていた「ラブ・ミー・ドゥ」、「アスク・ミー・ホワイ」、「プリーズ・プリーズ・ミー」、「P.S.アイ・ラブ・ユー」の4曲以外のアルバム収録曲を1963年2月11日に行ったセッションだけという実質1日の録音という超特急で完成させたアルバムがファーストアルバムの「プリーズ・プリーズ・ミー」。

改めて聴いてみると、当時のビートルズのライブでの躍動感が伝わってくる粗削りなアルバムに仕上がっています。

ライブ演奏スタイルで録音されているので、バブルラジカセで聞いても躍動感と臨場感があります。

1日で録音なんて無茶な話ですが人気のあるうちにアルバムをリリースしたいというレコード会社の思惑で超タイトなスケジュールでの録音になりました。

セッションは長時間にわたり最後の「ツイスト・アンド・シャウト」ではジョンの喉がつぶれそうと悲鳴をあげていて2テイクしか録音できなかったという逸話があり有名です。

ジョン自身も「頑張った」とコメントを残しています。

録音を行ったEMIスタジオのあるビルから顔を出すジャケット写真の初々しさを残した彼らの姿がとても印象的。

シングル曲の『プリーズ・プリーズ・ミー』、ファーストアルバムの『プリーズ・プリーズ・ミー』からイギリス国内でビートルズが認知度を急速に高めていき、やがて世界に羽ばたいて世界で愛されるバンドになっていきます。

ビートルズのサクセスストーリーのスタートと言える記念すべきファーストアルバムが「プリーズ・プリーズ・ミー」です。

余談ですけど、当時はモノラル盤が当たり前の時代でした。

発売日:モノラル盤が1963年3月22日
    ステレオ盤が1963年4月26日

収録曲紹介
アナログA面

1.アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア(I Saw Her Standing There)
ノリの良いロックンロールるで既にスタンダード的な貫禄のある名作です。

2.ミズリー(Misery)
ジョンンがリードボーカルです。

3.アンナ(Anna (Go To Him)
ジョンのハスキーなボーカルがマッチしたこれまた名曲です。

4.チェインズ(Chains)
ジョージがリードボーカル。

5.ボーイズ」(Boys)
ガールズグループの曲をカバーしています、リードボーカルはリンゴ。

6.アスク・ミー・ホワイ(Ask Me Why)
デビューシングル『ラブ・ミー・ドゥ』のカップリング曲、ジョンのかすれて出ないボーカルがグッドな名曲です。
デビュー前のハンブルグライブでも収録されています。

7.プリーズ・プリーズ・ミー(Please Please Me)
ビートルズ初のシングルチャート1位獲得曲、ハーモニカもいいしジョンの旋律にからむポール・ジョージのコーラスもいい、名曲ですね。

アナログB面
1.ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do)
記念すべきビートルズのデビュー曲、当初ジョンがリード簿価るでしたがポールになりました。ジョンのハーモニカが心にしみます。

2.P.S.アイ・ラヴ・ユー(P.S. I Love You)
ビートルズらしい軽快なナンバー、こんないい曲がB面というのがビートルズの凄いところですね。

3.ベイビー・イッツ・ユー(Baby It's You)
ジョンのハスキーなボイスが曲とマッチしています。

4.ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット(Do You Want To Know A Secret)
ジョージのボーカルに合った曲です。

5.蜜の味(A Taste Of Honey)
デビュー前のハンブルグのスタークラブ盤などで聞いたボーカルと変わらないポールの感情を込めた歌い方がひしひと伝わってきます。

6.ゼアズ・ア・プレイス(There's A Place)
ジョンの低音とポールの高音のハーモニーが光ります。ジョンとポールのハーモニーは世界最強と思います。

7.ツイスト・アンド・シャウト(Twist And Shout)
レコーディングの最後にこれ以上歌ったらジョンの喉がつぶれてしまうかもしれないとう状況のなかで、で1発録音された、ジョンのこれでもかというシャウト感が今聞いても凄い、躍動感あふれる1曲です。

ビートルズのファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』は発売と当時に大ヒットを記録しイギリスのメロディ・メーカー誌で第1位を30週連続で独占し続けるという記録を残しました。

ファーストアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』をチャートの第1位から引きずり下ろしたのはビートルズのセカンド・アルバム『ウィズ・ザ・ビートルズ』だったという凄い逸話が残っています。

自分のチャート1位を、自分の次のアルバムで下ろすという、さすがビートルズです。

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